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韓国の地方に住んでいると、
日本はとても文化的だと感じます。
ファーミング(野菜作り)だったり、服作りや手芸、インテリアなど、
もともとは生きるための衣食住が、今はすでになにもかも文化的なんです。
『エコ』という言葉もありますが、
これもまた、文化としての“エコ”だと思います。
「文化」の反対語は「自然」です。
日本で育った者からすると、こっちの生活は自然に近いなと感じます。
そして韓国料理もまた、基本的には複雑な調理法をせず
自然⇔文化でいったら、自然に近く、
そしてデトックスな料理だと思います。
焼肉の場合でも、
必ずたくさんの野菜などを一緒に食べます デトックスといっても、食品によって働きが下記のように違いますが、
韓国で頻繁にたくさん食べられている食材は、どれもデトックス作用を含んでいます。
(赤の太字の食品)
● 体内の毒素を便として排出しやすくする。
食物繊維→ごぼう、りんご、海藻類、いも類、きのこ類など。
● 体内の毒素を、尿や体内からの分泌液や毛髪から排出しやすくする。
ネギ、しょうが、とうがらし、発芽玄米、小豆など。
● 肝臓の解毒力を上げる。
にんにく、大根、牡蠣、蕎麦、ウコンなど。
● 血液中や腸の中の毒素をキレート作用で体外へ排出する。
にんにく、たまねぎ、玄米、ブロッコリー、など。
● 体内の毒素によって生じる活性酸素を消去しやすくする
抗酸化食品→緑黄色野菜、ごま、大豆、紅鮭、赤ワインなど。
外国人が考える韓国料理というと、ほとんどがレストランで食べるようなものですが、
実際、韓国の一般家庭の食事は、日本と比べるととてもシンプルだと思います。
おかずは、毎食必ず何かしらのキムチが卓上にありますが、そのほかは和え物、漬物など作り置きのものが多いです。焼き魚や簡単な炒め物、卵焼きなども作ったりはしますが、基本的には油を使わないおかずがメインのように思います。肉類は、レストランではたらふく食べても、普段家ではあまり食べないという人が多いのではないでしょうか。
一般的な家庭の食事 (地球の歩き方HPより)
画像では、のり、和え物、キムチ、煮豆、キムチなど。右のグラタン皿のものは豚キムチでしょうか。古いキムチを炒めたような感じですね。
ご飯は豆や玄米などを混ぜて炊く家が多いように思います。
右下はテンジャングッ(味噌汁) です。具沢山で、スープというよりはおかずの一つという感覚です。
食材の特徴:日本のおかずに比べて、硬く繊維質なものが多いような気がします。そして、葉物や風味が強い野菜(玉ねぎ、にんにく、韮など)を生でたくさん食べます(酵素を摂っている)。
主に使われる調味料:しょうゆ、塩、にんにく、とうがらし粉、味噌、タシダなど
主な調理法:発酵させる(漬物など)、和える、炒めるなど、シンプルな調理法。アクのない葉菜類は調理をせず、そのままご飯やおかずを包んで食べる。
こうやって普段の食事をみると、韓国人が健康ツヤツヤに見えるのは、
それなりの理由があるように思えませんか?
ちなみに夫の母、祖母は基本的にこういう食事です。
祖母は90歳近いのですが特に病気もしておらず、とっても元気で肌もピカピカ。
ただ、男性はというと、インスタントヌードルや肉が大好きという人も多く
辛いものを熱いまま大量に食べて
健康を害する、という人が多いのも事実ですが……
やっぱり食の内容っていうのは本当に大切ですね。
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