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今日は、韓国のこんなニュースから。
韓国生まれのカフェが中国へ進出…「3年以内にスターバックスを越える」 2012年04月30日14時24分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
「今後、国内市場では内容を充実させ、量的な成長は海外市場でしよう」。
韓国生まれのカフェチェーン店「カフェベネ」のキム・ソングォン代表(44)は最近、社内でこういう話をよくしていたという。韓国 コーヒー市場がほぼ飽和状態に達したことによる経営戦略だ。実際、2010年と2011年に国内で年間300店舗ずつ増えたカフェベネは今年、店舗の増加 が停滞している。キム代表が「量的成長は海外で」と話す理由だ。 これに合せてカフェベネは今年1月、米ニューヨーク・マンハッタンの真ん中のタイムズスクエアに200坪の店を出した。 そして27日には中国に進出した。
カフェベネはこの日、北京に3つの直営店をオープンした。 「韓流コーヒー」のイメージのため、国内の店舗と同じブックカフェ式のインテリアを適用し、全店舗に無線インターネットWi-Fiを設置した。 またカフェベネはこの日、中国の投資会社の中企投資集団と中国国内のカフェベネ事業のための合資会社設立契約を結んだ。 中企投資集団は北京と上海、浙江省を中心に不動産・金融・観光・ショッピングモールなどの事業を手掛けている会社。 中国国内のコーヒー事業のため、資本金5000万元(約6億5000万円)をカフェベネと中企投資集団が折半投資する。 中企投資集団が中国国内のコンサルティングと法律検討、金融圏資金調達などを担当し、カフェベネは店舗の管理とコーヒー品質の管理、職員教育など運営全般 を担当する。
キム代表は中国進出を準備しながら「マンハッタンでは‘韓国コーヒーもよい’というブランド力を見せ、中国はアジア市場の最初の段階 として本格的な成長を成し遂げよう」と話したという。 カフェベネの関係者は「日本の銀座にも今秋のオープンを目標に場所を検討中で、フィリピン進出も進めている」とし「アジア進出は国内コーヒー専門店の飽和 とも関係がある」と話した。
キム代表は中国進出初日、現地で記者懇談会を開き、「中国は1人当たりの年間コーヒー消費量が3杯で、世界平均(240杯)とは比較 にならないが、成長の可能性は無限にある」とし「2015年までに中国で1500店以上をオープンし、スターバックスを越える」と述べた。 「2015年までに1500店」はスターバックスが明らかにした中国国内の事業目標だ。 スターバックスは99年に中国に進出し、現在48都市に563店舗を保有している。 1500店舗の目標を達成するには、スターバックスが937店舗を出す間、カフェベネは1497店舗をオープンしなければならない。 キム代表は「スターバックスは米国本社が直営店だけを出し、私たちはフランチャイズ方式を選んだだけに、不可能な目標ではない」と主張した。 「中企投資集団の信用ですぐにも中国銀行から3000億ウォンの資金を調達できるが、これだけでも1000店舗を出せる」ということだ。 キム代表は「中国国内の売上高の3.5-4%をカフェベネ本社が受ける方向で議論を進めている」と述べた。
『Caffe bene』(カフェベネ)とは韓国にあるチェーン展開しているカフェで、私もよく行くカフェのひとつ。つい先日も午前中に行ってきたばかりです。この、小さいヨス市でも私が知ってるだけで3店舗もあり、なんとなく他のカフェに比べその勢いは感じていました。
ここは家からすぐ側で、2階からは海が眺めて最高です^^
ただ、韓国発のカフェをよく見たことある方は分かるかもしれませんが、パッと見はおしゃれっぽく、しかしインテリアなどのセンスは大味といった感じでしょうか……(全ての建物にいえることですが)。
例えば、たまたま私が座っていた所ですが、
テーブルがガタついていたり(^^;)
壁側を見たら、
余った椅子やテーブルを置く場所になっちゃってたり(^^;)
要所要所で、日本人的にはがっかりするところがいろいろあります。ちなみに、写真でお分かりのように、この椅子とテーブルのサイズが合っていなくて(椅子がテーブルに比べ幅広い)、二人座ると、一人が体をちょっと斜めにしてテーブルを使わないといけなかったりもして。
でも、日本の一般人と韓国の一般人が考える『クオリティに対する満足度』というのは違いますので、これはこれで私にとっては興味深いことだったりします^^。
この日、勉強の合間に、置いてある雑誌をチェックしていたら、これまで気付かなかったのですが、カフェベネが発行してる季刊誌が置かれていました。
2号目の表紙は、始めに引用したニュース内にもあるニューヨーク・マンハッタンの店舗ですね。下記は店内の様子です。活気が伝わってくる感じです。
こちらはカフェベネのキム・ソングォン代表。若いです。
韓国では、この数年で西洋スタイルのカフェが急速に増えたと思うのですが、私が考えるその理由のひとつが、韓国の外食文化によるものです。
平日の午後以降や週末の客層は、若者だけでなく、中年層や子供連れも多く、グループでの来店も多いのが特徴かと思います。
基本的に、韓国の国民性は大人数で集まって食べたり飲んだりおしゃべりしたりすることが大好き。しかし、韓国には食後のお茶でほっと一息、という習慣がなく、韓国レストランでは基本的に食べ終わったら長居はせず、店を出るのが普通です。日本のようにそこらへんにファミリーレストランがあるわけでもない。となると、お酒を飲まない人の場合、カフェくらいしかお茶できる場所がないんです。皆でワイワイおしゃべりして楽しむのにもってこいの場所なんですよね。まさに、日本のファミレスの位置づけも、カフェでカバーしているような感じでしょうか。
以前、違うカフェで一人で勉強していた時、私のテーブルの側に40~50代くらいの女性7人のグループがいたのですが、「あの人学生?1人でいるけど。何してるんだろう?勉強かしら?」 などと、間違いなく私のことについて話していたのが聞こえたので(笑)、カフェは一人で本を読んだり勉強したりというよりは、やはり友達や家族など“誰かと来る場所”という認識なのかなと思いました。年代にもよりますし、ソウルなどの都会では違うかも知れませんが……。
今回、一人の年間コーヒー消費量が3杯(!)でお茶文化のある中国に出店したカフェベネですが、記事によると銀座にも出店を考えているようですね。もちろん、銀座という土地柄を考えた店舗になるでしょうが、一体どうなるのか楽しみです。
カフェベネは有名人を起用した販促にも力をいれています。
リンクはチャン・グンソク氏が登場してるCFメイキングです。興味ある方は見てみてください^^
Caffe Bene CF Making 2012 (You Tube)
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