外国人夫とのケンカの形

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プライベートなことではありますが、
現在、私たち夫婦はちょっとしたことがあって冷戦中。

猫のケンカ。かわゆい

といっても原因は、夫がある約束を繰り返し破ったことによるもので、
信じていた私はかなり落胆し、
それ以来この5日間いまだ目を合わせる気にもなれず。
日をまたいでのケンカは今回が初めて。

私としては、

「何度も同じ約束を破り、どういう気持ちなのか？
今後同じ事を繰り返さないために、どういう工夫をするか？その決意は？」

といったことを自主的に考え、報告して欲しい（子供か！）
ので、ちょっと様子見をしている最中なのですが、

この超シンプル思考の夫、
ちっとも言い出さない。


それでこの出来事以降の夫の行動はというと、

当日、
何度も破った約束のため、
さすがにいつもの「ゴメンネ」も言い難いようで、ひたすら沈黙。

2日目、
小さな「ゴメン……」を言ったものの、それ以上はなし。
いつもは頼んだ時だけ嫌々やってくれる「足の裏マッサージ」、「肩もみ」
を率先して開始。

そして3日目、
今日も、「ささ、マッサージするから横になって！」
必要ないと言っても「いーから、いーから」と言われ、
半ば強引に、丹念にマッサージされる私。

私は思った。
（まさか…、
マッサージで許しを乞おうとしてるんじゃ…）

こんな今時マンガでもなさそうな許しの乞い方が
現実に存在するなんて、「冗談でしょ！？」と、
本当に信じたくない気持ちでしたが、
4日目の昨日も、真面目にマッサージするじゃありませんか！

以前、イタリア人と結婚してイタリア在住の知り合いが、
家に招いた友達と、ある男友達の特技について話していたそうなんですが、
それを一緒に聞いていたその子の旦那さん（イタリア人）、
突然、ピアノの部屋に行って、ピアノ演奏を開始。
その子曰く、「僕もこんなことが出来るよ！」という無言アピール
らしい。

ふとこの話を思い出しました。
韓国人は、ほかの外国人と比べるとかなり日本人に似ているし、
普段は夫のことを“外国人”と意識することはほとんどないのですが、
ちょっと今回ばかりは、日本人でこの思考回路はないわ……
と思いました。

本気でマッサージしている夫を見ていると、
だんだん可哀想に見えてきたので
今日は仲直りしようと思います……。


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