ハングル講座5 ＜二重子音＞

ハングル講座3にて勉強した、基本子音14種類は覚えられましたか？

→参考：ハングル講座3　基本子音14種類

●基本の子音14種類

ㄱ, ㄴ, ㄷ, ㄹ, ㅁ, ㅂ, ㅅ, ㅇ, ㅈ, ㅊ, ㅋ, ㅌ,ㅍ, ㅎ

今日勉強するのは二重子音という、
その名のとおり、子音が二重になった形の子音のことです。

基本子音は全部で14種類ですが、
二重子音の形も持つ子音は、そのうちの5つの子音のみです。
ㄲ, ㄸ,  ㅃ,  ㅆ,  ㅉ

発音は、「ㄸ」と「ㅏ」であれば「tt＋a」で、「ッタ」となります。
発音直前に口の上下が一旦閉じるような感じになるので、
基本子音に比べ、詰まったような音になります。

では、聞き比べながら覚えましょう。

【ㄲ】……［k'］

ローマ字で表すと「kk」です。「ㄲ（kk）」と母音「ㅏ（a）」で、「ッカ」という音になります。

こちらは【가】です。聞き比べてみてください。





【ㄸ】……［t'］
ローマ字で表すと「tt」です。「ㄸ（tt）」と母音「ㅏ（a）」で、「ッタ」という音になります。

こちらは【다】です。聞き比べてみてください。

【ㅃ】……［p'］
ローマ字で表すと「pp」です。「ㅃ（pp）」と母音「ㅏ（a）」で、「ッパ」という音になります。

こちらは【바】です。聞き比べてみてください。





【ㅆ】……［s'］
ローマ字で表すと「ss」です。「ㅆ（ss）」と母音「ㅏ（a）」で、「ッサ」という音になります。



こちらは【사】です。聞き比べてみてください。




【ㅉ】……［tʃ'］
ローマ字で表すと「cch」です。「ㅉ（cch）」と母音「ㅏ（a）」で、「ッチャ」という音になります。



こちらは【자】です。聞き比べてみてください。

  



いかがでしたか？
普通の子音と二重子音、違いが分かりましたが？

次回は、パッチムという、ハングルの音節の最後に付く子音について
解説したいとおもいます。
お楽しみに！

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